Alexisonfire / Alexisonfire (2002)
1.44.Caliber Love Letter
2.Counterparts And Number Them
3.Adelleda4.A Dagger Through The Heart Of St.Angels
5.Polaroids Of Polar Bears
6.Waterwings (And Other Pool Side Fashion Faux Pas)
7.Where No One Knows
8.The Kennedy Curse
9.Jubella
10.Little Girls Pointing And Laughing
11.Pulmonary Archery
カナダで圧倒的人気を誇るメロディックハードコアバンド、Alexisonfireの1stです。2011年に解散していたのですが、今年再結成しました。嬉しいんですけど、音楽性としてはどういう方向なんでしょうかね。と言いますのも私は3rd以降MVで聴いただけなんですけどあれ、なんか違うなあ、アレクシスなんだけどなんだけどなんか違う、って感じであまり好きになれませんでした。でも1stと2ndはめちゃくちゃかっこいいので大好きです。特にこのアルバム、メロディアスで彼らの個性が爆発したアルバムになってます。
#1はオープニングに相応しい曲ですね。イントロのギターからまあクサいこと。大好きです。Vo.
GeorgeとDallasのスクリームとクリーンの掛け合いがたまらんですね。現在のメタルコア・ハードコアシーンで、クリーン・スクリーム両方で演奏してるバンドって、前半はめちゃくちゃエグいシャウトして死ぬほど早いブラストが続いてテクニカルなリフでザクザク刻んでから、今度は雨が上がったようにクリーンパートで叙情的にまとめる、っていう、いやこれもまた好きなんですけど、たまにああ、アレクシスがいいな、って時があります。#2はかなりスピーディーなナンバーですね。迷いがない感じが好きです。#3からなんですけど、特徴でもあるピアノパート。エモい。エモいですよこれは。で、リードナンバー的な#6も良いんですが、おすすめは#5ですね。なんでMVないんや!ってキレそうになるぐらい良い曲です。元々叙情系やメロディックな曲が好きなのでまあハマりましたね。イントロはかなりゆっくりでああ、アルバムの中間とかである「お休み曲」か、と思いがちですけどまあそれをぶち壊しに来ますからね彼らは。遅いパートも激しいパートもエモーショナルを失いません。曲の最後のノイズに紛れてだんだんDallasの声が薄れてゆくんですけど、終わり方が儚さの極みです。もちろん#6も好きですよ。ハードコアでモッシーな#8もかなり良いです。タイトルはさておき。この曲Georgeがグロウルしてますがギャッギャギャッギャスクリーモしかしないのか思ったらまさかのです。しかも結構いい感じ。てかGeorgeのスクリーモは歌詞見てても追えないんですけど。#11のギター、かっこよすぎでしょ。そら拳あげますわ。このクサさたまらんし最後の曲こんなえげつなくメロデックなのずるい。ずるいよーーーー。ってぐらい良いアルバムでしたとさ。
メロディックハードコア好きは必聴だと思います!
Arexisonfire - Pulmonary Artchery (from Youtube)


