2015年9月22日火曜日

Bloodaxe tour 2015 大阪


 はい。大阪まで観に行ってきましたBloodaxe tour。目当てはCrystal Lake とHundredth。あとはLoyal To The Graveしか知らずほぼ予習せずに行きました。First Bloodはちょっとだけ聴いたぐらい。場所は大阪Pangea。もちろん初めてです。そもそも大阪でLIVE見るのが初めてでした。15:30openですが朝大阪ついてひたすらマックでグダグダしてました。キャパは200人ぐらいの小さめのライブハウス。やっぱり小さめのライブハウスは好きです。いやでもバンドとの距離が近くなって、独り占めして見てる気分。でもハーコーモッシュ激しくてなかなかそうはさせてもらえませんが。





 手にスタンプを押してもらって、再入場できるシステムになってました。物販は出すバンドは最初から出してたり後から出したりするバンドも。
 最初はTo The Bottom。若手のバンドだからかあまり知名度は高くなさそうで、あとトップバッターってだけあってあまりモッシュも起こらずそれなりの盛り上がりで終わりました。続いてTIGER。大阪のバンドって感じでめちゃくちゃしてた。フロントマンが肩車でフロア駆けまわったり、ギターが降りてきてモッシュピット突っ込んで来たり、楽しい人らでした。関西人って感じでした。ちなみに柵とか一切無くてステージからフロアに簡単に降りてこられます。Does It Escape Again。ボーカルのシャウトがなかなか好き。ってのもハイトーンのフライスクリームからゲロゲロしたグロウルまで幅広い芸達者な方でした。曲調も叙情系メタルコア風味に仕上がってて好みでした。続いてBRINDSIDE。ゴリゴリ系ハードコア。PALM、ボーカルのスクリーム相当すごい。てかエグい、ってぐらいバテない。絶叫系のハイトーンスクリームでした。ドラムもくっそ速いブラストが印象的でした。ほんでCLですが、時間なくて3曲のみでした。Twisted Fate, Rollin, The Fire Inside。っそれでもやっぱりカッコいい。てか機材チェックしてるとことことか全部丸見えでなんか新鮮でした。裏側っぽいとこ見れた。そして今回もダイバーの足が思いっきり私の頭に直撃。ハーコーもまた激しく、さすがハードコアフェスですね。そしてHundredth。曲はBreak Free, Unravel, Inside out,Carry on, Remain And Sustain, Weathered Town。覚えてる限りですが。感動したっす。。。相当カッコよい。。。曲の再現度も相当高い。流石です。残念ながらMerchの販売はなかった模様ですが、見ることができただけで十分です。Weathered Townの時にChadwickと目が合ってマイク向けてくれたんですよ。叫び倒しましたわ。。。あとなぜかHundredthの時だけハーコーおさまってました。何で?
 目的を達成したのでHundredth以降は観ていません。申し訳ありません。あとPangea内で話しかけてくれた方と会場外で話してました。ハードコアフェスってだけあって好きな人集まってるんですね。The Ghost InsideのT着ておられスタイリッシュでカッコよい方でした。その方と音楽の話で盛り上がってました。





 大阪まで来たかいがありました。。外タレはなかなか見る機会が少ないですし、非常にいい経験だったと思います。できれば全ツアー回りたいです。また知らなかったバンドに興味を持つきっかけになりました。あとライブ中出演者が普通にフロアで見に来てたりして面白かったです。Hundredthの時マイク向けられたときやったらすげえシャウトうまいやつがいると思ってみたらCLのRyoでした。フェスはこういうとこも好きです。終わってホテル帰ったらまさかのCLのドラムの方と遭遇。

2015年9月21日月曜日

It Prevails / The Inspiration


The Inspiration (2007)

1.Explanation: Content
2.The Distance
3.Change Today
4.Thirst For A Better End
5.My Life Back
6.To Fall
7.An Anomaly
8.Man.Moment.Machine
9.At Least Understand
10.The Inspiration


 
アメリカ、ポートランド州の叙情系・メロディックハードコアバンド。泣きたい方に是非。このバンド、なんといっても泣きの要素が強く。儚いメロディラインが圧倒的に曲調を支配しています。ゴリゴリのハードコア・メタルコア好きには少し物足りないかもしれませんが、叙情系ファンは要チェックです。ダイレクトに私達の涙腺を突くような音を奏でる、そんなバンドです。このアルバムは1stですが、初期は基本シャウトのみ。2nd3rdとアルバムを重ねるごとに徐々にクリーン要素が入ってきます。個人的にこのアルバムが彼らの一番の名作だと思いますが。
 


 #1、まあ、オープニング、序章って感じの曲でしょうか。メロディックハードコアらしいリフ、アグレッシヴなシャウト。#2、このギターラインホント癖になります。彼らにしか出せないんじゃないでしょうかこのメロディ。It prevailsMAXのナンバーです。基本曲調は明るめです、#3、儚いメロディにVo.Ianの重めのシャウトが重なり儚さ倍増。エモい。#4はハードコアっぽいへヴィなリフが光ります。#5、こちらもなかなかへヴィなナンバーです。からの#6、次へのつなぎ?っぽい。#7はなかなかテクニカルな曲構成してます。かなり曲調の変遷が激しくスピーディに疾走するパートもあれば叙情的に攻めるパートも。全体的には儚く、It prevailっぽく仕上がっていますが。終盤の収束具合がなんともエモい。#8。インストだけど全然手ぇ抜いてない。#9、ここから作品全体の総まとめに向かうように走る。ギターラインが天才的にエモい。切ない。心えぐってきてます。若干のクリーンパート入りますがマッチしてる。すごく。逆にエモいと思います。で、アルバムタイトルでもあるキラーチューンの#10。もう、なんて表現していいかわからないけど。。。。好きすぎて何度も聞きましたが色あせないですね。このメロディどうやったら生み出せるんですか。
 



アルバム全体通して聴ける、名作です。始まり、終わり共に良し、ダレず、飽きず、一つの芯がありそれに沿って曲が流れるように進行してゆく。こんな名作はなかなかないです。前述のとおり、叙情系ファンは必聴のアルバム。解散は非常に惜しいです。

It Prevails - An Anomaly (from YouTube)

2015年9月6日日曜日

The Ghost Inside / Dear Youth

Dear Youth (2014)
1.Avalanche
2.Move Me
3.Out Of Control
4.With The Wolves
5.Mercy
6.Phoenix Flame
7.Dear Youth (Day 52)
8.Wide Eyes
9.My EndNote
10.The Other Half
11.Blank Pages

 アメリカ、カリフォルニア州のメタルコア/メロディックハードコアバンド、The Ghost Insideの第四作目となるアルバム。ゴリゴリ系メタルコアとクサめのメロディーが特徴のバンドです。今作もクリーン要素など盛り込んでおりまして、マッチョなメタルコア要素も見せつつ、メロディックな曲はホントにいいメロディー。こーゆーの、弱いんですよね。




 アルバム全体としてはやはりリードトラックの#7と#8が目立ちますがほかの曲もゴリゴリとアグレッシブに攻めてます。まずは疾走感満載の#1、シンガロングパートもアツいです。#2、お決まりのクサいメロディで幕開け、モッシーなハードコア要素満載です。ライブで一緒に叫びたい曲。"brick by brick by brick by brick!"曲は比較的スローですがながらもマッチョいリフがクセになる#3は個人的にお気に入りです。疾走とクサいメロディだけでなくかなり正統派ハードコアしてくれるところがこのバンドの好きなところでもあります。てか基本、私の好きな要素がなんでも詰まってるんだよなあ。#4もこれライブで一緒に叫びたい系。リードトラックの#7、やらかしてくれてます。私がハマったきっかけはやはり"Between the lines"ですが、これもまた多くの新ファンを獲得したに違いないでしょう。相当なキラーチューンですよ。まさに青春。疾走。これが。これがThe Ghost Insideです。曲の仕上がりはPerfectと言っていいでしょう。続く#8も元気に疾走。明るめのメロディーでこれまでのゴリゴリ感を打破するようでいいブレイクだと思います。クリーンパートが入りますが私はアリです。賛否あるかもわかりませんが。いい思いきりだと思います。曲の収束具合は再びゴリマッチョへ。え、そっち!?ですが全体としてよくまとまっているように感じます。#10、青春クサメロ再登場で歓喜。全曲から受け継いだダークな流れも残しつつキメてくれます。




 海外勢の中でもお気に入りのThe Ghost Inside。まだアルバムは全部聴いてませんので残りを聞くのが楽しみです。2nd、"Returners"も最高ですよ。今CD屋さんでも在庫僅少だと思いますが…というかあのアルバムのせいであれを上回るかと言われたら素直にYesと言えないんだなあ。それでも今作は、良作です!ぜひご試聴下さい。





ポップで面白い手法のMV。ある意味Lyric Videoですね。
The Ghost Inside - Dear Youth (Day 52) (from YouTube)